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園のあゆみ

藤本賢祐初代園長先生

創設の志

創業者である藤本賢祐 初代園長は「十三参りの虚空蔵さん」として親しまれている法輪寺の住職でした。

子どもとゆかりの深いこのお寺にいた関係で、子どもに接する機会も多く、それでなんとか子どもに奉仕したいという気持ちになったことが、幼稚園創設の志になったようです。このことは本園創設50年の節目に「幼児教育とは自分の身を投じて奉公しなければならない仕事だと信じています。」と園長が自信に満ちた表情で語ったことからも明らかです。

創設初期

創設の準備

幼児教育の経験がなかった初代園長は、自分でも経験者なみに勉強はしなければならないという思いのもと、幼児教育の先駆けであった東京女子師範学校(現御茶ノ水女子大学)に通ったり、奈良女子高等師範学校(現奈良女子大学)の保母科の聴講生となったりしながら、幼児の発達心理、保育内容や施設整備のことなどを自分の目や耳で確かめながら勉強し、嵯峨幼稚園の設立の準備を進めたと言うことです。

積み木を教える初代主任 林先生

子どもを大切に育てましょう

こんな思いのもと、嵯峨幼稚園は大正14年11月に当時、嵯峨町と称されたこの地域の皆さんのご理解を得て、1年・2年保育120名の園児さんとともに歴史の産声をあげました。

今までも本園では「子どもを大切に育てる」とは一体どういうことだろうと自問自答しながら、子どもと向き合っています。

主任の安村俊子先生

苦難の時期

第二次世界大戦の戦火がますます激しくなる中、園児の危険を感じ、府下幼稚園一同が一時閉鎖との訓示がありましたが、嵯峨幼稚園は幸いにも三方を竹薮に囲まれ、危険なしと判断され、保育は一日も怠らずに行なわれたとのことです。

この大変な苦難の時期に教職員の先頭に立って下さったのが主任の林先生そして安村俊子先生です。特に安村先生は元嵯峨小学校の先生をされていて、昭和14年から21年間という永きに渡り、主任をお勤めいただきました。

主任の松谷郁乎先生

幼児教育の研究

やがてその後、第二次ベビーブームともあいまって本園もピーク時には600人以上の園児さんが在籍していましたが、その間、昭和36年から昭和60年までの永きに渡り主任をお勤めいただいた松谷郁乎先生は、常に幼児教育の研究を怠らず、幼児期に習得するべきことは何なのかという問題意識をもち、保育実践をして下さいました。

2代目藤本眞弘園長先生と眞知子主事先生

幼児教育の発展

嵯峨幼稚園が100年近くの歴史を歩んでくることができたのは、初代、藤本賢祐園長、2代目藤本眞弘園長の幼児教育に対する熱意と歴代の優れた主任の先生や教職員の方々のご尽力、そして何よりも保護者の皆様お一人お一人のご理解・ご協力のおかげです。これからも教職員一丸となり「子どもを大切に育てる」ということを常に問いかけながら、子どもたちそして保護者の皆さんと向き合ってまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

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